【終活】もらえる年金の見込み額は?

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相続・終活マガジン

【終活】もらえる年金の見込み額は?

2021/05/27

目次

    今回はもらえる年金の見込み額を考えてみます。終活を始める世代にとって、とても大切なお話です。

    【平均年収をもとに年金を計算】

    年金は個人として受け取れるものですので、夫婦でもそれぞれ受給額が異なり、世帯として受け取る額も変わります。

     

    まずは、イメージをつかむために、夫婦共働きの世帯、妻が専業主婦の世帯、自営業の世帯の3つに分けて、公的年金の金額を見てみることにしましょう。

     

    夫婦共働きの場合は、夫婦それぞれが国民年金(1階部分)と厚生年金(2階部分)に加入しています。受取額の計算方法としては、まずそれぞれの国民年金がいくらか計算し、その上で厚生年金の額をプラスします。

     

    国民年金の部分は、20歳から60歳まで40年間(480カ月)加入していたとしたら、満額で約78万円です。ただし、新卒で会社員となった人などは、学生の時や浪人期間を含めて2~3年の未納期間があるかもしれません。その場合は1年につき年金が約2万円と考えておくとよいでしょう。

     

    厚生年金は働いていた時の収入と、働く期間によって変わります。例えば、夫が40年働き、働いていた時の収入(ボーナスを含む)が平均40万円だった場合、受け取れる年金額は110万円前後になります。平均収入が30万円なら83万円、50万円なら138万円前後が目安です。

     

    妻の厚生年金についても同様に、働いていた時の収入と、働く期間で計算します。

     

    これらを合算した金額が、夫婦で老後に受け取れる年金額です。

    【妻の収入によって年金額は大きく変わる】

    前述の夫のケースで、妻も30年働き、平均収入が30万円だったとします。この場合は、国民年金が満額であれば78万円×2人分と、夫の厚生年金110万円、妻の厚生年金62万円で、夫婦で328万円、月あたり27万円くらいの年金が受け取れる計算になります。

     

    妻が専業主婦だった場合、専業主婦は第三号被保険者ですので、受け取れる年金は国民年金の部分のみとなります。そのため、夫の働く条件が前述したケースと同じ(勤務年数40年、平均収入40万円)だった場合、国民年金78万円×2人分と、夫の厚生年金110万円を合計し、夫婦で年266万円、月あたり22万円くらいの年金となります。

     

    夫婦で自営業の場合は2人とも第1号被保険者ですので、受け取れる年金は国民年金のみです。つまり、国民年金78万円×2人分で、夫婦で年156万円の年金ということになります。


    この記事は終活を考えている人、終活をやっている人のために、参考になればと書かれています。終活について、ご質問、ご相談があれば、お気軽に「終活について教えて欲しい」とご連絡ください。「終活」のアドバイザーがお答えします。あなたの大切な「終活」を充実した「終活」にしていただくために、終活のアドバイスさせていただきます!

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